募集背景
近年多くの国内上場企業グループが、経営効率の改善ひいては中長期的な企業価値の向上を目指し、事業ポートフォリオの変革に積極果敢に取り組み始めた状況です。
しかし、グループ会社や事業部門の売却(カーブアウト)は数あるM&Aの類型において、最も難易度の高い手続きとされ、関係当事者を悩ませています。
同様に、ダイナミックな事業構造の転換に向け、TOB手続きを通じて大手企業のグループに加わったり、非上場化を実施する上場企業が増えています。
このようなTOB案件も、通常のM&Aとは異なり交渉や手続き上に多くの論点が発生し、難易度の高いM&Aの類型とされます。
弊社では、こうした国内の上場会社を取り巻くM&A市場の近況を踏まえ、クライアントのニーズに対応し、
重要なM&A案件を推進・実行するための支援体制を強化するため、2023年4月に「成長戦略開発センター」を立ち上げました。
今回、成長戦略開発センターの体制強化に伴い、M&Aコンサルタントを募集いたします。
仕事内容
成長戦略開発センターは各上場会社の経営層に対し、事業部門の切り離し(カーブアウト)、大手グループ又はPEファンド傘下入り、
非上場化によるMBO等を通じたダイナミックな事業構造の変革について営業・提案(ソーシング)から実行支援(エグゼキューション)までを主たる業務としています。
また、カーブアウトやTOBによるダイナミックな事業構造変革の必要性・意義を市場に向けて発信するなどのマーケティング活動を行っています。
その結果、特にカーブアウト案件については、ここ3年間で50件以上の案件を受託しており、着実に成果を上げています。
業務内容
・ 営業/提案先の選定及びアプローチ
・ 提案書作成及びプレゼンテーション
・ 資本提携候補先の検討(資本提携先のリサーチ、事業シナジー検討、トップ面談アレンジ等)
・ エグゼキューション支援を含むM&A仲介業務またはFA業務
業務の魅力
カーブアウト案件は、そもそも経験者が少なく、対象事業の事業活動に対する理解とM&Aに対する理解の双方を求められること、
検討すべき変数や当事会社における調整事項が多岐にわたるため、M&A業務の中では、最も難易度が高いとされます。
得られる経験・知見・ノウハウはM&Aプレイヤーとしてのキャリア形成においてこれ以上のものは最高な機会となります。
同様に、TOB案件も通常のディールと比較して、会社法・金商法・取引所諸規則を理解し、
多くの関係者との調整をしながらプロジェクトを遂行していくという点で、貴重な経験を積んで頂きます。
なお、弊社は上場企業クライアントを豊富に抱えているため、営業・提案の機会に困るようなことはありません。
応募資格
MUST
・社会人経験:3年以上
・BIG4系FAS/M&Aブティック/大手金融機関(メガバンク、証券会社等)/シンクタンク/コンサルティングファーム/事業会社経営企画部門 等の在籍経験
・上場企業の生産性向上に本気で貢献したいという高い志
・社内外におけるコミュニケーション能力
・営業マインド
・基本的なOfficeスキル(Excel、Powerpoint中心)
WANT
・大手金融機関やFAS等において、カーブアウト又はTOB案件に関わったご経験
・事業会社において、子会社・事業ポートフォリオ管理に関わったご経験、あるいは、カーブアウト又はTOB案件に関わったご経験
・コンサルティングファームにおいて、カーブアウト又はTOB案件に繋がる戦略立案に関わったご経験(事業ポートフォリオ分析等を含む)
・公認会計士(USCPA含む)、税理士資格を保有
求める人物像
・好奇心旺盛で探求心があり、困難に遭遇しても情熱をもってポジティブに業務に取り組める方
・周囲を巻き込み主体的に活動することが好きで、積極的にコミュニケーションを図れる方
・多様あるいは複雑な問題に対してロジカルに課題/解決方針を整理することが得意な方
給与・社会保険
給与
月給+賞与2回+インセンティブ
※月給:50hの時間外手当を含む
給与改定
年1回
想定初年度年収
800~1,200万円
※給与は前職の給与水準、職務経験等を考慮して決定いたします。
社会保険
・健康保険
・厚生年金保険
・雇用保険
・労災保険
休日・休暇
・完全週休2日制(年間休日123日)
・夏季休日(2日間)
・年末年始(12/30~1/4)
・有給休暇(最大20日)
・慶弔休暇
・産前産後育児休暇
福利厚生・その他制度
【社会保険】
厚生年金、健康保険(日本M&Aセンターグループ健康保険組合)、雇用保険、労災保険
【福利厚生】
従業員持株会(奨励金あり)、福利厚生サービス、出産祝金(30万円)、ベビーシッター半額補助、健保組合独自サービス(健診補助、カフェテリアプラン、出産育児一時金付加金) 他